こんにちは。
Siifaブログ担当三人衆の一人、木枠です。
当ブログでは、ソファについての様々な情報やエピソード、豆知識を皆様にお伝えすべく、我ら三人衆が週替わりで更新してゆきます。
よろしくお願いいたします!
さて、記念すべき第1回は、三人衆最弱の男である私、「木枠」が担当させてゆきます。
ちなみに私はこんなテンションですが、残りの二名は全然ノリが違いますので驚かないでくださいね(笑)
■ソファの起源は中東?
さて、皆様はソファが歴史上、いつごろ、どこで登場したかご存じでしょうか?
おそらくほとんどの方は知らないのではないでしょうか?
しかしそれは当然です
実はソファがいつごろ、どこで誕生したかはよく分かっておらず、また、何をもって「ソファの誕生」というかについても意見が分かれているようです。
ただ、ソファの発祥は中東というのが有力説のようです。
というのも、「ソファ」の語源は、中東で使われていた「セッティー(settee)」であると言われているからです。
■セッティーとは?
「ソファ」の語源とされる「セッティー」はラクダの上に敷いた敷物です。
中東では砂漠を旅する際、耐久力に優れたラクダが移動手段として用いられますが、ラクダの背中に乗りっぱなしだとやはりお尻が痛くなるため、「セッティー」を敷くことで快適な旅ができるようにしていました。
この「セッティー」がやがてラクダに乗る以外でも敷物として利用されるようになり、現在のソファーの起源になったのではないかと言われています。
■木枠の個人的見解
この「ソファの起源は中東のセッティー」であるという説はそれなりの説得力があると思います。
少なくともソファ(Sofa)の「語源」がアラビア語の「セッティー(settee)」からきているというのはかなり可能性が高いのではないでしょうか?
おそらく11世紀の末の十字軍の遠征、あるいはその後のイスラム勢力によるヨーロッパへの影響力の拡大の中で「セッティー」がヨーロッパに伝わり、「ソファ(Sofa)」に変じていったのではないでしょうか。
しかし、間違ってはならないのはこの説はあくまで「ソファ」の語源を説明しているだけです。
「ソファ」の名前はなくても、あのような長椅子は「セッティー(settee)」が伝わるよりも前から存在していた可能性があります。
では、後世、「ソファ」と呼ばれることになる椅子はいつ頃歴史上に登場したのか、「ソファの起源をたどる旅」第2回では、そのあたりを深く探求してゆきたいと思います。
こうご期待!!